「最近疲れやすいく体重が目立って減少した」
「動悸や息切れがすることがある」
「抜け毛が増え肌が乾燥し寒がりになった」
（解説：甲状腺機能低下症で体重増加することもありますが余り目立ちません。また、増えたり減ったりはせずバセドウ病では減少します。動悸はバセドウ病で頻発しますが息苦しいという訴えは余りありません。むしろ息切れです。）

　このような症状に、心当たりはありませんか？その不調は、もしかしたら「甲状腺」の病気が原因かもしれません。甲状腺の病気は特に女性に多く、ご自身では気づきにくいこともあります。
　このたび当院では、甲状腺専門外来を開始することにいたしました。
　これまで遠方の医療機関まで通院されていた方、気になる症状がありながらも相談できずにいた方も、どうぞご安心ください。
　当院では、甲状腺疾患を専門とする井樋医師が、お一人おひとりの症状を丁寧にお伺いし、診療いたします。

＜下記の症状のうちいくつかあてはまりませんか？＞
・喉のあたりの腫れやしこりに気づいた
・動悸や息切れがし脈も速い
・汗をかきやすい
・目立った体重減少がある
・疲れやすい
・便の回数が増え、軟便気味である
・気分の落ち込み、あるいは、イライラ感を自覚する
・脱毛や皮膚乾燥があり、寒がりになった
・下肢がむくむ
・便秘になった
・脈が遅い
・健康診断で甲状腺の異常を指摘された
（解説：複数該当することがポイントです。首の付け根だと頸部リンパ節腫の患者さんが該当します。体がだるいのは他の内科疾患全部に当てはまります。便の回数と軟便はバセドウ病でほとんどの患者さんが自覚します。甲状腺機能低下症では下肢がむくんでいるように見えることがあります（本当のむくみでなく粘液水腫と呼ばれます）。脱毛・皮膚乾燥、寒がりは甲状腺機能低下症に特異的です。）

「もしかして？」と感じたら、一人で悩まず、お気軽に当院までご相談ください。

診療案内

・診療日　：毎週火曜日 午後（14～17時）
・担当医師：井樋慶一